1 | 聖なる予言 ジェームズ・レッドフィールド |
この本は、01年冬に八幡平に滑りに行った時、 ペンションの兄さんに薦められた本。 真面目に人間の生き方について語った本ではないが、 こういう作り話と言っていいのだろうか?とにかく、 この手の本からでも、何か得られるものってあると思います。 例えば、何気ない人と人との出会い。 これにはどんな意味があるか知ってますか? またあなたにとってそれは何を意味するのか。。。とかね。 |
2 | チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン |
この本はいろんな意味で知っている人は知っているだろう。 というのも、この本を真似た本が、何冊かでているからだ。 実際僕も、書店に並んでいるのを手にとってしまった。 この類似作品を出版しているところの言い分は、 「内容で勝負している」といった感じのことを、 一社は言っている。 内容で勝負するなら、タイトルとか表紙のデザインまで、 似せる必要はないんじゃないかと思うが。。。。。 実際に僕が、手にとって本を開いてしまったんだから、 全く知らない人は、何のためらいもなく 類似商品を買ってしまうのではないだろうか。。。。 |
3 | サラリーマン サバイバル 大前 研一 |
この手の本は、やや時事的からみもあるので、 できたての時に読むのがベストだが、 これは、今読んでもさそぼギャップはないと思う。 むしろ、読んでおいた方がいいかも。。。 いつだかのベストセラーにもなってるし。 自分の今、会社での姿や、 社会に不満を持っている人などにオススメ。 著者はちょいとばかり、クセのあることを言っていたり、 独創的なことを言うが、 読んでいるとなんだか勇気付けられる。 arloの結構、好きな人物。(お会いしたことはないけどね) |
4 | イヌが教える お金持ちになるためのチエ ボードシェーファー |
賛否両論あると思いますが、 比較的やさしく書いてあるので、 これを読めばあなたも、「金持ちになろう!」 って気がわいてくるかもしれません。 こういった本を読んで、「やろう!」と思ったら、 すぐ行動に移せれば、得るものは大きいと思うし、 また本を読んでてもおもしろいと思います。 特にこの本はね。 |
5 | 日本外交官、韓国奮闘記 道上 尚史 |
読んでて頭が疲れるが、 必要なところは随所、解説があるのでわかりやすい。 第六章の「こう聞かれた、こう答えた」は非常に面白かった。 また、韓国の学生の積極性にも驚いた。 著者は、日本と韓国の双方の問題点を指摘し、 実に明確に説明している。 我々も、過去を振り返り正しい「歴史」を学び、 本文中の言葉を一部借りさせてもらうが、 「韓国にはものを言うな、 何でも黙って聞いていればよい」とか、 「相手が間違っているのだから、 韓国の言い分には耳を貸すな」 などと言って逃げるのではなく、 正しい韓国、日本を学び、 今後のよい友好関係に努めたいものだ |
6 | 十二番目の天使 オグ・マンディーノ |
この本は普通の人には泣けるらしい。。。(泣) ちなみに私はもっと号泣するつもりだったから、泣けなかった。 一見、何でもなさそうな本だが、 それなりに有名な哲学者の本であって、 物語を通して、あるものを教えているので、 哲学の本でよくある「そんなんでいいの?」 「そんなわけ・・・」とか、そういう愚痴はたらさないですむと思う。 私もオグの他の出版物も読みたくなった。 |
7 | 怒りのブレイクスルー 中村 修二 |
冒頭から日本の腐った部分についてのご指摘。 信号機のメンテナンス会社には 警察官が天下りしているらしい。 しかも、そのメンテナンスにかかる費用について、 「どうせ税金だから」という発言には、怒りをおぼえる。 著者は世界的発明をたった一人でいくつも成し遂げ、 今はアメリカの大学で研究中である。 しかし彼のの母国(地元・徳島)を思う気持ちっていうのは、 かなり奥深いものがあると思う。 そんな彼が母国を捨てアメリカに飛び立ち、 今、アメリカから日本に情報を発信していることは、 大いに意義あるものだと思う。 これを書いてる時期はちょうど、 参院選の真っ最中で(7月22日)、 どっかの党の候補が、カナダからやってきて、 「外にいるからこそ悪いところが見える」 ってなこと言っていたが、 まーそれも一理あるのではないかと思う。。。 |
8 | 金持ち父さんの キャッシュフロー・クワドラント ロバート・キヨサキ + シャロン・レクター |
まっ言ってることも分からなくないが、 実際にそれができれば、すごいもんだ。 その凄い事をやってこそ、金持ちって感じかな。 正直言って、「強くお勧め」ってわけじゃない。 |
9 | 考える力、やりぬく力 私の方法 中村 修二 |
「怒りのブレイクスルー」と重複するところがある。 けど、中村氏の考え方や、とってきた行動がよくわかる。 普通の人(ブルーカラ―)が読んでもおもしろいが、 やっぱり、同じ研究者とかが読んだ方が、 もっと面白いのじゃないかと思う。 余談にはなるが、裁判にはぜひ勝ってほしいと思う。 |
10 | 会計のことが面白いほどわかる本 天野 敦之 |
何事もそうだが、ある程度やる気がないと、 全て読むことなく、埃をかぶる羽目に。。。 けど、こういった本を読もうとする人は、 少なからず興味があろうから、いい勉強になるかと。 簿記の勉強とか始める前、勉強の最中にでも、 この本を読めば、少しは変わるのかと。。。 |
11 | ベスト・パートナーになるために ジョン・グレイ |
いつも言っているように、 人それぞれ、個性と言うものがあり、 考え方や、感じ方が違うので一概には言えないが、 この本を読んでいくうちに、「あ〜あるある」 と、言ったようなことがあると思う。 また、異性について、 「こうすれば、よろこんでもらえるのか〜」 と、言ったようなこともあるだろう。 本書を読んでいなければ、ただの喧嘩。 読んでいれば、喧嘩も重要な意味が見出せるだろう。 最愛のパートナーと過ごす何時間のウチの、 わずか何時間かで本書を読んでいれば、 少しはその後の関係も変わってくるのではないかと思う。 |
12 | 経済のニュースがよくわかる本 銀行・郵貯・生命保険編 細野真宏 |
前作に次ぐヒット作。 今回は内容が身近に感じられ、スラスラ読めた。 特に良かったのが、 小泉首相が掲げる、郵政三事業について、 非常に分かりやすく書いてあり、 一刻も早く改革にはがんばって欲しいものだと思う。 学生ばかりでなく、社会に出ている人でも、 知らないことは多いと思うし、 これから生活していくうえでは、 本書にも書いてあったが、 これからは、自己責任の時代なので、 ぜひこの本を片手に勉強して欲しい。 2001.10.22 arlo |
13 | 穴 ルイス・サッカー |
こういった本をあまり読んだことがないので、 よく分からないが、 普段、あまり本を読まない人は、こういったものから、 手をつけてみてはどうだろうか。 「子供の本」が「子供向けの本」とは限らないと、 訳者も言っております。 また、子供に聞かせてあげる本や、 子供に薦める本ってのも、自分が読んで はじめて薦めることが出来ると思うんだよね。 その人の、教育方針にあってるかとかさ。 子供はまだって人は、 子供の前に自分の人格形成にどうぞ。 2001.10.29 arlo |
14 | 竹中教授のみんなの経済学 竹中 平蔵 |
経済財政担当大臣の言うことだけあって、 現在の日本の問題点がわかりやすく解説してある。 本当に、問題を理解している人は、 全く、知識のない人にわかるように説明できて当然と言えば、 当然だが、それができずに分かったフリをしている人間が 多いが、そこはさすが大臣。 とはいっても、評判どおり、 銀行員だった為か、言っている事が、 銀行よりすぎるのでは?と思う場面もあった。 なぜそこまで日本の銀行を庇うのかはちょっと疑問。 2001.10.22 arlo |
15 | 心の潜在力 プラシーボ効果 広瀬 弘忠 |
人間にもまだ、なぞに秘められた部分ってのはある。 それを科学的に証明するのは難しいが、 科学が発達した今、科学で証明できないと、 どうも納得いかないらしい。 この未だ解明されていない、 人間の未知の力または、自己暗示、 これらの力を信じるのも面白いと思う。 それは宗教的だったり、宗教的じゃなくても。 いってしまえば、自分が信じる道があるのなら、 それが自分宗教。それでも良いと思う。 怪我した時はこの本、かなりオススメできるかも。 やる気になればできるんだよね。 自分の骨をくっつけることも(笑) 2002.04.13 arlo |
16 | 稼ぐ人 安い人 余る人 キャメル・ヤマモト |
著者の人を見る目ってのはすごいものなんだと思う。 それは、人材コンサルタントという仕事をしてきて、 稼ぐ人、安い人、余る人をそれぞれ沢山見てきて、 それぞれを見分ける力を養ったからだと思う。 そんな著者の教えの1つに、 志を高く持て。といったような事が書かれているが、 まったくその通りである。 志と夢は同じ物かは不明だが、 生きていくうえで、目標、夢、志がなくて、 どうやっていい人生が送れるのだろう。 それぞれ「人」の定義は本書に書かれているが、 安い人、余る人と自覚のある人は、 ぜひ一読、お奨めします。 2001.11.05 arlo |
17 | 遅読のすすめ 山村 修 |
本の読むのが遅い、早い。どっちがいいなんて議論は抵当だ。 読書もその人の生活習慣なのだから。 ただ、全く読まないよりも、いくらかは読んだ方がいいだろう。 遅読には個人的には賛成だ。一口一口味わって、読書をしたい。 その中で創造力ってのも育つのではないだろうか。 たしかに大量の情報を取捨選択するのは現代社会には必要だ。 だが、答えを知ったら考えることをやめてしまう情報より、 ゆっくりでも創造力をフルに働かせ、じっくり読むことのほうが大事に思える。 2003.03.31 arlo |
18 | お前の不幸には訳がある! ビートたけし |
氏の奇抜で斬新なアイデアには、 本当に脱帽させられる。 平気でこんなことを言えるのも氏ならではだと思う。 特に3章の「外交がない不幸」には目を惹く。 けど、日本人のまわりみんなに気を使って、 当たり障りなく、ってな風にやってきたからこそ、 今があるといった思いもあるが、 いつまでもそんなことをやってても、 しょうがないとこまで来てしまった。 ならばいっそのこと、 氏の言うとおりの外交政策も一考する価値があるのでは? 2002.06.03 arlo |
19 | シルエット 島本 理生 |
17才の女子高生が書いた作品ということで、かなり衝撃を受けた。 第128回芥川賞の候補作品に「リトル・バイ・リトル」があるが、 この作品は、第44回群像新人文学賞優秀作を受賞をしている。 著者の人物像とは関係なく、 読み終わった後に、とにかく切なさを感じた。 切なさを感じ、やるせない気持ち。本を閉じたまま動けなかった。 おそらく人が常に感じていること、 いや、感じているけど、表には出せないでいるところを、 切実に描いてあるのだと思う。 この本に書かれているようなことを、 体験している人も多いのではないだろうか? たとえ体験していなくとも、 書かれている感情のようなことは理解できるかもしれない。 いや、理解して欲しい。そう願う作品であった。 まさにオススメの本である。 2003.4.8 arlo |
20 | 神は銃弾 ボストン・ラテン |
よく耳にする「期待の新人」の処女作。 あまりミステリーものは読まない自分だが、 なぜ物語りに吸い込まれていってしまった。 読み終わったあとには、 妙に主人公に会いたくなったりして。 この辺が、TVや映画と違って良いところなのかも。 さて、最近のニュースでも、 拳銃や、拳銃を使わないまでも、 暗い事件が多いものだ。 殺人、政治、官僚不祥事に問わず。 この物語は、そういった事件を、 皮肉交じりにカッコよく捉えてるような気がするのは、 気のせいだろうか。 2002.02.25 arlo |